5月/zatta について

夜光性ep 最後の曲です

ごがつのざった と読みます。

何となくカラッと強く吹く夜風が気持ちいいし、夏の始まりを感じさせる5月が好きです。

この曲もファズ+リバーブをかけてギターを弾いています。それが好きです。

この曲は1番最初に作った曲で、自分らしく鬱屈とした歌詞になってるなと改めて感じます。

昼間にあった嫌な出来事を夜に消化しきれずに時間だけが溶けていく、

よく、嫌なことはすぐに忘れないとその事柄に時間を使ってもったいない、的なことをいいますが、「そんな簡単に割り切れるかい、逆に忘れれない自分が嫌になってくるわ。」

って感じになりますね。クサクサします。

ならせめて歌にしていつまでも嫌なことに攻撃的に音を鳴らしてられるようにしてやろうって所が正直な気持ちですね、

俺のバンドは音が割と大きいのですが、

やはり大きな音を鳴らしてる時だけ嫌なことも武器にして無敵になった気分になれます。

たとえいつまでも引きずってる情けない自分でいたとしても、それを受け入れていいこと悪いこと抱きかかえて歌にして生きていこう。 音楽をやってるとそういう特権があるんだなー、とふと思いました。

バンドやっててよかったいつまでも全部を形にして吐き出せる、バンドって尊い

バンドさいこー 全てのバンドに幸あれ